断章のグリムⅡ
1巻同様にグロい。まぁ、1巻ほどではないけど、やはり受け付けない人にはダメだろうなぁ。でも、作者曰く「スプーン一杯ほどのグロテスク」さらしい。まぁ、グロテスクの意味が「不快なほど気味の悪い、醜く異様な様子」らしいからわからなくもないけれど・・・でも、これはやっぱりグロいだろ?
さて、第2巻はヘンゼルとグレーテルの話。人食い魔女と子供たちを絡めた作品。ただ、あまりにもこだわりすぎて逆に物語が破綻している気がしなくもない。確かに理屈では分かるんだけど、第1巻ほどうまくグリム童話を合わせきれていないかな。
あと、登場人物も結構増えてるんだけど、あまりに影が薄い。
まぁ、物語は安定しているのはさすがMissingで13巻も出しただけのことはあるといったところだろうか。
面白さ:★★★(3.0)
断章のグリム (2) 著者:甲田 学人 |
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