平凡なファンタジー?
としか言いようがない。まず、恋愛要素がない。そしてギャグ要素もない。ある意味単なるファンタジーを書いたとしか言えない作品。
趣向は面白い。地獄の裁判官が裁判開いたり、地獄からの脱走者と戦ったり。でも、全体的に内容が薄い。「戦って→勝って→裁判」の流れを繰り返している。その中で面白い部分が「裁判」だけ・・・
ただ、この物語の一番の見所は地獄からの脱走者を裁くシーン。一人ひとりの人生観を語るシーンはまぁなかなか。ただ、全部で3人分しかなかったらなんか物足りない。
まぁ、この1冊で一番物足りなかったのはイラストの少なさかな。
面白さ:★★
コメント