2007年5月21日 (月)

時の魔法と烏羽玉の夜

Img_0006微妙だった。
途中まで読んだら最後の展開が想像できてしまった。

まぁ、あと文章が合わなかったというのもあるかな。
TAKE FIVEの時から感じてはいたんだけど。

なんというか、全体的にありがちな話を組み合わせただけで作ったみたいなイメージ。
そして最後は非常にご都合主義な展開。

うーん、続編が出ても微妙だなぁ。

ちなみにこれを本屋で手に取った理由はパンチラしそうでしてない表紙のイラストに惹かれたからだったりする。

面白さ:★☆(1.5)

時の魔法と烏羽玉の夜 Book 時の魔法と烏羽玉の夜

著者:在原 竹広
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 5日 (土)

灼眼のシャナⅩⅣ

Photo_15時が経つのは早いものでもう14巻。

正直展開が似たり寄ったりになってきてあまり面白さを感じなかった前回までと前半部分は同じような感じだった。なんかいきなり敵が出てきて→苦戦→倒すをひたすら繰り返してきた感じだったからなぁ。

ただ、今回はラストの締めがよかった。ほのぼのとした感じで終わるのかと思っていたら意外にも・・・

まぁ、そろそろ最終巻が近いのかなぁ、と思わせるような14巻だった。

面白さ:★★★(3.0)

灼眼のシャナ 14 (14) Book 灼眼のシャナ 14 (14)

著者:高橋 弥七郎
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 2日 (水)

トリックスターズC part1

Prat1 いよいよ最終章

さて、電撃が出すミステリー系な話の中では一番気に入ってるのがこのシリーズなんだけど、まぁ、前後編に分けてあるので、感想はpart2が出てからかな。
正直part1を見ただけではなんとも言えない。
だって盛り上がるところがないんだもん。

まぁ、ところどころに面白い部分が点在してはいるんだけど、正直もうひとつ足りないといった感じ。まぁ、締めがないから盛り上がらないのもしょうがないとは思うんだけど。

あと、この作品、話の持っていきかたがうまい。過去と現在をうまく使い分けてる。なんか表現しにくいんだけど、例えて言うなら、幹から枝が出ているのではなく、枝が幹を作っている感じ。枝が過去で、幹が現代ね。
登場人物それぞれの枝をあわせて本道の幹を作っている。ちょっとわかりづらいけど、まぁ、たぶん読んだら分かってくれると思う、たぶん。

評価はpart2のあとで。

トリックスターズC PART1 (1) Book トリックスターズC PART1 (1)

著者:久住 四季
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 9日 (月)

断章のグリムⅣ 人魚姫・下

Photo_9人魚姫の下巻。

面白かったけど、グロかった。

なんというか、上巻のほうはさほどのことはなかったんだけど、下巻はすごかった。何がすごいかって言うと、一言で表すならば、「人が泡のようだ。」

泡の中から目玉が浮かび上がってくるとか、牧子のあの姿とかetc

まぁ、ただ、ラストはすごくよかった。特に神狩屋さんの最後のセリフとか非常によかった。人魚姫の新たな姿を見た気がした。

次は夢見子かさつきの話かな。

面白さ:★★★★(4.0)

Book 断章のグリム〈1〉灰かぶり

著者:甲田 学人
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Book 断章のグリム(2) ヘンゼルとグレーテル

著者:甲田 学人
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

断章のグリム〈3〉人魚姫(上) Book 断章のグリム〈3〉人魚姫(上)

著者:甲田 学人
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 2日 (金)

連射王 上・下巻

明確には電撃文庫ではないけど、一応電撃ってことで・・・

「終わりのクロニクル」で有名な川上稔氏のハードカバー版。連射王って題名だけ聞いたら何のことやら分からなかった(自分だけってことはないよなぁ・・・)けれど、読んだらすぐ分かった。つまりは縦スクロールシューティングゲームのことなのね。

んで、感想。面白かった。

まず、こういうゲームにここまで熱く語ってくるとは思わなかった。たかがゲーム、されどゲームを痛感する内容。ゲーム好きな人も、嫌いな人にも(たぶん)オススメ。きっとこれを読んだらシューティングゲームがしたくなるはず。

「当たり判定」やら「見せボス」とかの単語が出てくる。当たり判定とかは一応シューティングゲーム経験者なので知ってたんだけど、他いろいろな単語で知らないの多かったわ。結構勉強になるね(笑
まぁ、ひとつ言うと、2P側のほうが強めに設定されているっていうのは今はもうないんじゃないかな。最近のはキャラ選択してやるの多いし。詳しいわけじゃないからなんとも言えないんだけど。

ただ、ラストがちょっと不満が残る終わり方。もうちょっとなぁ。

シューティング関連でちょっと余談。
いままでしてきた縦スクロールシューティングは最近のもので東方関連、「エスプガルーダ」、「虫姫さま」、「式神の城」シリーズ、「トリガーハート・エグゼリカ」など。

東方はだいたいノーマルは全クリした(もちろんコンティニューなしね)
ガルーダはラスボスでやられた。ガルーダⅡはまだやってないorz
虫姫はマニアックで3面。てかノーマルやったことねぇw
式神の城EXは2面でアボーン。
式神Ⅱはコンティニューもして全クリ。コンなしだったら最大で4面ぐらいかなぁ。
式神Ⅲは3面でアボーン。

なんていうか、式神の城はシステム的にやりにくい。虫姫さまは低速移動と通常移動時の射撃ボタンが違うからやりやすい。東方も然り。
ガルーダの敵の攻撃が遅くなるシステムも個人的にはすきかな。
エグゼリカはちょっと別格。

ファーストプレイ・ワンコインクリアっていうのがあったけど、あれはちょっときついな。システムが違うとまず最初は戸惑う。まぁ、腕がいいひとには関係ないのかもしれないけど・・・
式神なんてキャラによって技が違いすぎるからなぁ・・・

まぁ、でもやってみたい課題ではあるかな。

面白さ:★★★★(4.0)

連射王 上 (1) Book 連射王 上 (1)

著者:川上 稔
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

連射王 (下) Book 連射王 (下)

著者:川上 稔
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

断章のグリムⅢ 人魚姫・上

Photo_40 断章のグリムもいよいよ3巻。そして3巻にして、初めての上下巻。でも、上下巻の場合、上巻は問題提起だけで終わってしまう場合があるから、だすなら上下一気に出して欲しいなぁ・・・

今回使われた童話は有名な人魚姫。個人的にはあれ、童話の段階でかなりバッドエンドな気がするけど?あれは一応ハッピーエンドなのかな。

んで、内容のほうはというと、いきなりからどこぞのおばあちゃんが逝ってます。どことなく残酷な話は1,2巻と変わってないのか。ただ、今回は前回ほどのグロさはなかったかな。どことなく話は平凡。

まぁ、むしろ過去の話のほうがちょっとおもしろかったり。

全体としての感想は下巻が出てからということで。
P.S.まさか上中下巻ってことはないよね?

面白さ:★★★(3.0)

断章のグリム〈3〉人魚姫(上) Book 断章のグリム〈3〉人魚姫(上)

著者:甲田 学人
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 5日 (火)

学校を出よう!

Photo_29 ハルヒでおなじみの谷川流作品。

学校へ行こう・・・じゃないのね

でも、内容的に言うと、学校を出ようというより、学校へ帰ろうなのではなかろうか。いや、まぁ、ラストあたりは学校を出ようでもいい気はするけど。

全体的にインパクトが薄め。キャラは相当濃いやつばっかりなんだけど、主人公が普通なため(いや、まぁそれはそれでいいと思うんだけど)、回りがあまり目立ってない感じ。

ただ、後にも先にもこれが第1巻。続きを読むためにもこれを読まなければ始まらない(?)ので、一度は読んでみるといいかも。

面白さ:★★(2.0)

学校を出よう!―Escape from The School Book 学校を出よう!―Escape from The School

著者:谷川 流
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

七不思議の作り方

Photo_28 七不思議の最後の不思議は不思議だ

佐竹氏の第4作目。ぶっちゃけφシリーズよりもこっちのほが面白いな。というかφシリーズはどうした?まさかあれで終わりってことはないよなぁ。あれで終わったら中途半端すぎ。

この作品、中盤以降の惹きつけ方がすごい。一気にラストまで読みたくなるような衝動に襲われる。特に、七不思議の謎が次第に解けていくあたりから。序盤はそうでもないんだけどね。

ただ、ラストの占めが弱いのが弱点。占めにもう一押し欲しかったんだけど、それがなかったのが非常に残念。

続巻はあるのかな?なさそうだけど。むしろφシリーズの続きを・・・

面白さ:★★★★(4.0)

七不思議の作り方 Book 七不思議の作り方

著者:佐竹 彬
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月28日 (火)

ユメ視る猫とカノジョの行方

Photo_27 周防ツカサ作品。ラキアが面白かったんで衝動買い。

彼女と猫(と主人公)は一心同体?

まぁ、結論から言うと、ラキアのほうが面白かったかな。こちらのほうは、ラストがどうも無難すぎて面白みに欠けているというか何というか・・・

最もよかったのは、ラストよりむしろ途中の主人公が死に掛けている(?)彼女を抱えているところかな。死に掛けている原因を作ったのもまた主人公ではあるけれど・・・。

ラキアのラストに、続刊を予定中みたいなことが書かれていたから今後に期待かな。

周防ツカサ作品はもうひとつ「インサイド・ワールド」があるけれど、そっちも読んでみようかなと考え中。刊行順は「インサイド・ワールド」→「ユメ彼女」→「ラキア」なのに読んでる順は逆だ(笑

面白さ:★★★(3.0)

Book ユメ視る猫とカノジョの行方

著者:周防 ツカサ
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月27日 (月)

断章のグリムⅡ

Photo_26 グリム童話にこだわりすぎてない?

1巻同様にグロい。まぁ、1巻ほどではないけど、やはり受け付けない人にはダメだろうなぁ。でも、作者曰く「スプーン一杯ほどのグロテスク」さらしい。まぁ、グロテスクの意味が「不快なほど気味の悪い、醜く異様な様子」らしいからわからなくもないけれど・・・でも、これはやっぱりグロいだろ?

さて、第2巻はヘンゼルとグレーテルの話。人食い魔女と子供たちを絡めた作品。ただ、あまりにもこだわりすぎて逆に物語が破綻している気がしなくもない。確かに理屈では分かるんだけど、第1巻ほどうまくグリム童話を合わせきれていないかな。

あと、登場人物も結構増えてるんだけど、あまりに影が薄い。

まぁ、物語は安定しているのはさすがMissingで13巻も出しただけのことはあるといったところだろうか。

面白さ:★★★(3.0)

Book 断章のグリム (2)

著者:甲田 学人
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)